11月度 対策本部長のご挨拶

晩秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

さて、大阪広域ではサステナビリティ経営を目指して様々な取り組みを行っています。経営者に対して時代のニーズに合った就業規則の作成方法や改善点の見直しなどを含めたセミナーを開催、生コンクリート業界がこの先どのようにして社会や市場からの要請に応えていくかを小委員会で検証し、またシステム委員会ではペーパーレスと生産性向上を目的とした情報共有システム、そしてナビゲーションシステムの開発・導入に向けて動いています。さらにマーケティングを通じて大阪広域が販売する生コンクリートの売り上げの一部を社会貢献に充てることで消費者の皆様にも共に社会的課題の解決に対する活動に参加して頂き、今の社会の現状や目指すべき未来に目を向けて頂くきっかけになればと思い活動しています。

2017年12月に連帯ユニオン関西地区生コン支部(以下、連帯)が起こした組織犯罪的威力業務妨害事件から早や2年が経とうとしています。この間、各府県警による大規模な逮捕劇によって連帯が過去から行ってきた犯罪行為が次々と浮き彫りになり、この一連の流れによって社会に『連帯=組織犯罪集団であり、労働組合という仮面を被り不当金銭を企業から脅し取る為に生コンクリート業界に存在している』と認識されたと思います。しかしながら関係省庁は未だに連帯という団体を労働組合と認定し再審査することもありません。これでは真面目に働いている労働者や生コンクリート業界の真っ当な労働組合が同じ穴のムジナと勘違いされてしまいます。何度も繰り返しお伝えしておりますが、我々は労働組合を否定することは決してありません。

大阪広域はまだまだ発展途上です。各々が現状に満足するのではなく、将来を見据え何をするべきか考え行動し、これからも時代と共に進化し続けていかなければなりません。皆様と共に業界を盛り上げていけるよう大阪広域も誠心誠意頑張っていきます。

最後になりますが、関係各位の皆様におきましては日頃からご理解、協力を頂き心から感謝申し上げます。大阪広域では皆様からご意見などがありましたら、協議し施策に取り入れていきたいと思っております。これからもご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
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