品質へのこだわり

品質を保証する7つの約束

「コンクリード®」の品質と性能をより確かなものとするため、以下の7項目からなる
「安心・品質保証宣言」を設け、全組合員が約定しました。

  • 1私たちは、所定の品質を満足する原材料を使用します。
  • 原材料
  • 2私たちは、所定の品質を満足する配合設計を行います。
  • 配合設計
  • 3私たちは、工程管理の充実を図っています。
  • 工程管理
  • 4私たちは、迅速かつ安全に製品の運搬・搬入を実施します。
  • 納入・運搬
  • 5私たちは、定められた製品の検査を実施します。
  • 製品検査
  • 6指定された呼び強度を満足する製品を納入します。
  • 呼び強度
  • 7定期的に技術講習会を開催し、技術の向上に努めます。
  • 技術向上

  • 1原材料
  • 私たちは、所定の品質を満足する原材料を使用します。

生コンの原材料は、セメント、水、骨材(砂利や砂)、混和剤。このうち材質にばらつきが生じやすい骨材については、受け入れ時に厳しい検査を行います。まず、砂利については目視で標準見本などと照合し、粒度や異物混入をチェックします。砂の場合は、専用の器具を用いて表面水質試験を実施。さらに、砂利や砂の粒度が基準値に適合しているかどうかを専用検査機によってチェックします(ふるい分け試験)。

  • 原材料の標準見本

  • 砂利の目視検査

  • 砂の表面水率試験

  • ふるい分け試験

  • 2配合設計
  • 私たちは、所定の品質を満足する配合設計を行います。

多様化と進化を続ける建築・土木の仕様に応えるため、JIS A 5308による標準配合はもちろん、タワーマンションなどに必要な100N/㎟以上の超高強度コンクリートの配合にも積極的に取り組んでいます。
また、ユーザーが求める各種の条件や建築学会・土木学会の仕様にも対応。常に現場のニーズを把握し、最適な配合設計のコンクリード®をお届けしています。

  • 3工程管理
  • 私たちは、工程管理の充実を図っています。

コンクリード®の品質をより確実で安定したものにするため、そして組合員の全工場から同一レベルの高品質な製品を供給できるよう、JIS規格に基づく工程管理をマニュアル化。流動性や空気量、強度などを測定して、厳格に品質管理しています。

    • 01
    • スランプ・スランプフロー

      生コンの流動性を厳密に測定

    • 02
    • 空気量

      生コンに含まれる空気量を測定

    • 03
    • コンクリート温度

      コンクリート温度の測定

    • 04
    • 強度

      強度試験機による強度の測定

  • 4納入・運搬
  • 私たちは、迅速かつ安全に製品の運搬・搬入を実施します。

品質が保証されたコンクリード®をニーズに合わせて迅速にお届けするため、146社166工場(2022年4月現在)によるネットワークを構築。大阪府はもちろん兵庫県の一部にいたる広域なエリアを12ブロックに分け、最適の拠点から安定して供給する体制を敷いています。

中央ブロック 大阪市中央区・北区・西区・福島区・此花区・天王寺区・阿倍野区・西成区・浪速区・大正区・港区・住吉区・住之江区など
北ブロック 大阪市北区・淀川区・東淀川区・福島区、箕面市、吹田市、茨木市、摂津市、高槻市、島本町など
西ブロック 大阪市淀川区・西淀川区、池田市、箕面市、豊中市、兵庫県伊丹市、宝塚市、西宮市、尼崎市、川西市・芦屋市の一部など
東部ブロック 大阪市旭区・都島区・城東区・鶴見区・生野区・東成区・平野区・東住吉区、枚方市、交野市、寝屋川市、四条畷市、門真市、守口市、大東市、東大阪市、八尾市など
阪南ブロック 大阪市住之江区・住吉区・東住吉区、堺市、松原市、藤井寺市、柏原市、羽曳野市、高石市、大阪狭山市、富田林市、河内長野市、太子町、河南町、南河内郡、和泉市、泉大津市、和歌山県橋本市の一部など
南ブロック 岸和田市、忠岡町、貝塚市、阪南市、泉佐野市、熊取町、田尻町、泉南市、岬町など
神戸ブロック 神戸市など
北摂ブロック 川辺郡、豊能郡など
淡路ブロック 淡路市、南あわじ市など
北神ブロック 篠山市南部の一部、宝塚市北部、加東市東部の一部、三木市東部、西宮市北部、神戸市北区の一部など
播磨ブロック 姫路市、加古川市、高砂市、加西市、加東市、三木市、小野市、西脇市、神河町、福崎町、市川町、多可町、稲美町・播磨町の一部など
兵庫西部ブロック たつの市、宍栗市、相生市、赤穂市、太子町、上郡町、佐用町など

  • 5製品検査
  • 私たちは、定められた製品の検査を実施します。

原材料、配合設計、工程管理など工場で厳しく品質管理して製造したコンクリード®が、実際の現場において所定のクオリティを保っているかどうかを確認するため、荷下ろし地点でも製品検査を行います。
JIS製品に義務づけられている150㎥ごとに1回以上の各種検査を行うだけでなく、JIS製品以外のコンクリード®についてもJIS規格に準じた各種検査を実施しています。また、その検査結果は工程管理にフィードバックし、さらなる品質向上に生かしています。

  • 6呼び強度
  • 指定された呼び強度を満足する製品を納入します。

ビルやマンションから鉄道や高速道路などの交通インフラ、河川やダムにいたるまで、建築・土木に必要な設計基準強度を満たすため、生コンには用途に応じた呼び強度が求められます。私たちは、品質管理を徹底することで、指定された呼び強度を保証するコンクリード®をお届けしています。

  • 7技術向上
  • 定期的に技術講習会を開催し、技術の向上に努めます。

大阪広域生コンクリート協同組合には、信頼に応えるコンクリード®を開発・製造するため、さまざまな資格をもった技術スタッフがいます。
また、現状に満足することなく、さらなる技術向上や品質向上を目指して、各種の研修会や連絡会、意見交換会を開催。組合内部の情報共有はもちろん、外部で行われる研究会などにも積極的に参加しています。

●先端技術を支える技術スタッフ

コンクリート技士 : 363人
コンクリート主任技士 : 125人
品質管理責任者 : 413人
公害防止管理者 :360人 (2018年3月現在)

●連絡協議会

ゼネコン、設計事務所、学術経験者との連絡協議会を開催。それぞれの立場から発信されるさまざまな意見、ニーズを収集し、品質や技術の向上に生かしています。

●技術研究会

高強度・高流度コンクリートや特殊コンクリートなど次世代コンクリートの開発をはじめ、環境への取り組みなどをテーマに、教育研修委員会が立案した見学会やセミナーを実施。研究発表会も行っています。

●外部の研究会・委員会

大阪兵庫生コンクリート工業組合のワーキンググループやJCI(日本コンクリート工学協会)、日本建築学会(材料施行部会)、日本建築総合試験所など、外部の各種研究会、委員会にも積極的に参加し、情報とニーズを幅広くキャッチし、技術向上にいかしています。

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
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