3月度 対策本部長のご挨拶

早春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

初めに、昨年12月に中国武漢市で発生した新型コロナウィルスの猛威が日本国内だけでなく世界中を駆け巡っております。大阪広域でも政府の緊急処置に同調する形で各種の催しを中止・延期とさせて頂きました。また、社外からの訪問なども自粛するなど、対応に追われています。関係各位におかれましては様々な面でご迷惑をお掛け致しますが、皆様方の健康と安全を最優先に考慮して判断させて頂きました。何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。

さて、世界は変革の時代に突入し、これまでの常識がどんどん覆されています。映画業界では韓国映画がアジア初のアカデミー賞を受賞し、ライバル企業が共に地球環境への取り組みを表明するなど、文化や人種・国・企業・環境や社会のグローバル化に伴い、良い面や悪い面、様々な変化が起こっています。このような状況下で協同組合もその在り方や社会からの要請が変化していくのは必然です。協同組合の精神は相互扶助です。相互扶助とは、その組織の構成員が互いに助け合うことと定義付けされていますが、これからの時代は前述の内容に加え、技術や情報の共有、他業種とのパートナーシップも今以上に求められるでしょう。大阪広域でもこの時代の波に乗り遅れることなく多種多様な施策をこれからも行っていきます。

思い起こせば、2017年12月12日に連帯ユニオン関西地区生コン支部(以下、連帯)がゼネストと称し行った威力業務妨害行為に端を発して、色々なことがありました。この『対策本部長のご挨拶』も2018年1月から始め、様々な事案を取り上げ発信してまいりました。ご周知の通り、連帯委員長の武を筆頭に執行部及び一部の連帯労組員が軒並み逮捕され『威力業務妨害組織犯罪対策本部』として一定の成果があらわれたと判断しましたので、一旦『対策本部長のご挨拶』を終えさせていただき、威力業務妨害組織犯罪対策本部を解散させていただきます。また、それに伴い大阪広域ホームページ上の対策本部ニュースも4月末を以て閉鎖いたします。長きに渡りお付き合いしていただいた方々には深く感謝申し上げます。

最後になりますが、関係各位には日頃よりご指導ご鞭撻を頂き、組合員一同感謝申し上げます。この業界をあるべき姿で次世代に託していくには、まだまだ努力や創意工夫をしていかなければなりません。大阪広域は持続可能な運営、誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて精進してまいります。

 

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