10月度 対策本部長のご挨拶

秋冷の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

さて、長い間この生コンクリート業界に寄生虫のように巣食い、数々の嫌がらせ行為や犯罪を繰り返してきた連帯ユニオン関西地区生コン支部(以下、連帯)は今まさに雪崩のように音を立てて崩れ落ちています。一連の事件で逮捕されたのは述べ90名を超え、労働組合の存在価値や意義を真っ向から否定するものであり、連帯が組織犯罪集団・反社会勢力と決定付けるものでした。そもそも労働組合とは労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的としており、決して楽をして高給を貰ったり、経営者から金品を脅し取るための組織ではありません。大阪広域は健全な運動や施策を行っている労働組合並びに労協団体とは西日本建設関連オーナー会を通じて労使協調・労使対等を図り「経営者は働きやすい環境を作り、労働者は誠実に働く」を実現するため定期的な協議を重ねています。

現在、近畿の生コンクリート業界では府県1協同組合を目指し、更なる業界の安定化を目指しているところです。それに伴い、令和元年9月24日に和歌山県広域生コンクリート協同組合で『和歌山県生コン業界再編記念感謝パーティー』を執り行い、我々大阪広域も来賓として招かれました。和歌山県生コンクリート協同組合 丸山理事長からは「業界全体の発展や強靭化を図ることが急務」であること、そして「大阪広域との友情」という温かいお言葉も頂きました。大阪広域としては最新の技術や情報を共有し、生コンクリート業界の発展に尽力していく事をお約束すると共に今回の和歌山県生コンクリート協同組合の広域化並びに1本化への動きに最大限の賞賛をお贈りいたします。

また、大阪広域では『三方良し』の政策のもと、『4つの行動理念』を掲げております。『品質保証』で信頼を得て、『安定供給』で安心とサービスを提供し、『適正価格』で相互利益を生み出す。そして『社会貢献』を以て、社会的責任を果たし企業価値を高めていきます。これらを次世代に向けて持続・強靭化していくのが、我々に課せられた最大の使命であります。

最後になりますが関係各位の皆様方には常日頃よりご理解とご協力を頂き、誠にありがとうございます。大阪広域は新たな方針・施策を打ち出し、皆様に喜んでいただけるように最大限の努力をいたします。これからもより一層のご指導を頂きますよう、お願い申し上げます。

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
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