大阪市消防局との合同訓練

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

令和2年1月8日

昨年度に引き続き、今年度も大阪市消防局からの依頼で「令和元年度大阪市消防局震災総合訓練実働訓練」が実施され、大阪広域は、コンクリートミキサー車消防用水輸送訓練に参加させて頂きました。

 

 

大阪広域は、大阪大進生コンクリート㈱の協力のもと、2台のミキサー車を出動させました。

コンクリートミキサー車による消防用水輸送は、大規模地震発生時等により水道断水となった場合の火災対応として大いに期待されています。

 

10時、予定通り訓練がスタートし、平野下水処理場の防火・生活雑用水を2台のミキサー車に給水、消防車の誘導のもと、東大阪市の大阪市消防局高度専門教育訓練センターまで輸送しました。

 

 

 

 

訓練センターに到着後、1台は消防用の簡易水槽に排水、もう1台は訓練用の水槽内へ排水し、排水された水を消防車で吸い上げ、実際に放水しました。

 

簡易水槽の容量は約2t、ミキサー車から排水した水がこぼれない様に調整しながら、水槽内にある程度水が貯まるのを待って、消防車で吸い上げを開始し、ホースで放水しました。

2回目は訓練用の水槽へ全開で排水、今年は32秒で排水が完了しました。

 

 

 

 

 

訓練に参加したミキサー車の乗務員は、「今回の訓練への参加は大変貴重な経験でした!」とおっしゃっていました。

 

同時多発的、大規模な災害が発生し、消防が多数出動しなければいけない事態に陥った時、大阪府と防災協定を結んでいる組織である大阪広域に協力要請が出る可能性があります。

ミキサー車を使用した水の輸送能力には大いに期待を寄せて頂いており、緊急時、迅速に対応、連携を図るために定期的に訓練を実施しています。

昨年の訓練を機に、災害時に大阪市消防局との迅速な連携体制が取れるよう大阪府との防災協定の内容見直しも進めています。

 

本日1月17日は、阪神淡路大震災から25年の節目の日です。

震災では、地震直後から火災が多発し、火災による被害は全焼6,965棟・半焼80棟にのぼり多くの方が犠牲となりました。

当時のニュース映像で見た、焼け野原に膝をつき佇む男性の姿や、倒れた住宅の下敷きとなり、家族が助け出そうとするも迫る火の手に間に合わず・・・と想像を絶する辛い別れを語る人の姿が25年経った今でも、鮮明に記憶に焼き付いています。

私達は、この震災を経験した者として、また、大阪・兵庫を拠点に活動している企業の社会的使命として、震災の記憶を風化させる事なく後世に伝えていきます。また、大切な命を少しでも多く助けられるよう、大阪府・大阪市や兵庫県下の各自治体の防災活動に積極的に協力し、持続可能なまちづくりに貢献していきます。

 

 

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