2019年11月28日(木)
毎年恒例のクリーン大阪を実施しました。
この活動は、大阪市が、清潔で美しいまちづくりを進めるため平成10年度から実施している大阪市内一斉清掃活動で、市民.・事業者と行政の相互のパートナーシップを図りながら、美しいまちづくりに取り組む事を目的としています。
また平成23年度からは、「大阪マラソン」とタイアップし、来阪されるマラソン参加者、観客の皆さんをきれいな街でお迎えしようととの趣旨で「大阪マラソン“クリーンUP”作戦」と名称を変更して実施しています。
当日は、火ばさみ・軍手・ゴミ袋を各々手に持ち、おそろいの「大阪広域ウィンドブレーカー」を着用して清掃活動に励みました。
3つのグループに別れ大阪事務所が入っているビルの前からスタートしました。
歩道の端や、側溝にゴミがありますが、昔に比べるとかなり減りました!
歩行者の意識の改善と、地道な啓蒙活動の成果を実感します。
環境問題といえば、第25回気候変動枠組条約締約会議(COP25)、京都議定書第15回締約国会合(CMP15)、パリ協定第2回締約国会合(CMA2)がスペインのマドリードで2019年12月2日から日程を大幅に延長して15日まで開催されました。
会議では、2020年からパリ協定を完全な形で実施するための運用ルールのうち、温室効果ガス削減量の国際取引の仕組みが焦点となりました。
現在の各国の温暖化対策では、世界の気温上昇の抑制に不十分と指摘されています。
また、COP25の成果文書をめぐり、温室ガス削減目標の上積みを強く求める表現を入れたい国と反発する国との間で交渉が難航たそうです。
経済活動と環境保護、特にCO2削減に対する取組の両立には、まだまだ大きなハードルが存在するようですが、一個人、一企業としての環境問題に対する意識は確実に良い方向に変化をしていると日々感じます。
大阪広域ではゴミの分別を始め、プラスチック削減と水資源の節約を目指し会議でのペットボトルの配布をやめました。
地球規模でみればとても小さな事ですが、自分達に出来る事から少しずつ、それが大きな変化につながる事を信じて、持続可能な世界の実現のために取り組んでいきましょう。