大阪市消防局との合同訓練

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

平成3118

大阪市消防局からの依頼があり、「平成30年度震災総合訓練に伴う実動訓練」に参加しました。
訓練の内容は、コンクリートミキサー車消防用水輸送訓練です。

大阪広域は、10tのミキサー車を2台提供
平野下水処理場の防火・生活雑用水をミキサー車に給水して、東大阪市の大阪市消防局高度専門教育訓練センターまで輸送します。

1330分、加美コンクリートから提供されたミキサー車2台にポンプで水を4.5tずつ注入し、消防車の誘導で下水処理場から訓練センターまで水を輸送しました。

訓練センターに到着後、訓練用の水槽内へ排水、排水された水を消防車が吸い上げ、実際に放水しました。

訓練センターには、訓練に参加されているたくさんの消防士と消防局の広報担当スタッフ、名古屋からも見学に来られており、四方八方からカメラやビデオを構えて訓練の様子を記録されていたことからも、今回の訓練の重要度、注目度が伺えます。

今回、訓練に参加されたメンバーは、実際にミキサー車を見るのは始めてだったそうで、ミキサー車の仕組みの説明もさせていただきました。

「実際に見ると大きいですねー!!」とミキサー車の重量感とその迫力に驚きの声も上がりました。
入念な説明と打ち合わせの後、排水、放水訓練が始まりました。

1回目は、消防車からの放水と同時にミキサー車から水槽へ排水。様子をみながら3分強の時間で水を出し切りました。

ミキサー車を入れ替えて、2回目は全開で排水です。全開での排水は4.5tを40秒で排水。
まるでダムの放水を見ているような勢いで水しぶきが飛び散りました。驚異の速さに皆驚いていました。

同時刻に同じ訓練センター内で遠距離大量送水訓練も実施されていました。
大口径ホースを延長して2キロ先まで送水するという訓練です。
40Mの大口径ホースはそれ自体の重量が約68kgもあるそうです。総重量3.4tのホースに高圧力で送水・・・

消防士さんが日々体を鍛えていることに納得です!!

 

ミキサー車と連携した実動訓練は、2006年に参加した大阪地区津波防災総合訓練(国土交通省主催)以来の実施でした。

同時多発的、大規模な災害が発生し、消防が多数出動しなければいけない事態に陥った時、大阪府と防災協定を結んでいる組織である大阪広域に協力要請が出る可能性があります。

ミキサー車を使用した水の輸送能力には大いに期待を寄せて頂いており、緊急時、迅速に対応、連携を図るために訓練を実施したいとお話を頂きました。

大阪府危機管理室では、発災時に府民の生命、財産等を守るのが府の使命とし、昨今の災害の多さや規模の大きさに対応する為、またいずれ来ると言われている南海トラフ地震に備えて、市町村、消防、警察、自衛隊、その他の防災関係機関と一体となって、府域の総合的な危機管理・防災力の向上に取り組まれています。

大阪広域生コンクリート協同組合は、大阪・兵庫を拠点に活動している企業の社会的使命として大阪府、大阪市や各自治体の防災活動に積極的に協力していきます。

 

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