第一生コン株式会社 本社工場

関わりあるすべての人々に喜ばれる企業を目指して

第一生コン株式会社 本社工場

南あわじ市賀集八幡48

0799-54-0921

創業1966年

ミキサー 2800L x 1基
車 輛 10トン×7台・4トン×6台

 

 

兵庫県最南端の工場

第一生コン株式会社 本社工場は淡路島の最南端に位置しています。
「天気が良ければハワイも見えるんだけど・・・(笑)」と笑いで場を和ませてくれる森本社長の人柄が第一生コンの穏やかで明るい社風ににじみ出ています。

社名の第一は「何事も1番、第一が良い」という思いから名付けられました。
第一生コンは、南あわじ市の本社工場、淡路市の津名工場の2つの工場で連携をとっています。広範囲の輸送に迅速に対応できるのが強みです。

従業員は20代~60代まで各世代が揃っています。
工場で一番若い二十歳の川野さんは、ハローワークで仕事を探していた時にスタッフから進められ、全く知識がないままこの業界に飛び込みました。

まだまだ分からない事は多いですが、先輩に色々なことを教わりながらですが、生コンクリートに関わる仕事に面白みを感じ、現在は試験室の仕事を楽しんで行っているそうです。

特に現場試験にやりがいを感じ、実務経験を積んでゆくゆくはコンクリート技士に挑戦したいと意欲を持って日々仕事に励んでいます。

また、社内全体の知識アップを図るため、社内での運転者、安全、技術研修を、セメントメーカー主催の技術会等にも出席し、社内でフィードバックを行う等、積極的な活動をしています。

 

 

島民の命と生活守る!福良港洲崎防波堤改良工事

福良港は鳴門海峡から入り込んだ福良湾内にあり天然の良港です。

鳴門の渦潮を見る遊覧船(観潮船)の発着港として多くの観光客に利用されています。

観光の他にも貨物港と漁港としての機能も担い、夏には花火大会が行われるなど、地元住民の生活には欠かせない港です。

 

そんな皆から親しまれている福良港ですが、東南海・南海地震の津波により、甚大な被害が発生すると予想されています。

予想最高津波高は8.1M、福良港では、津波での被害を最小限に抑えるため、防波堤の改良工事を実施、福良港は予想津波高が他の地域と比べて著しく高いことや土地の利用を考慮し、防潮堤を嵩上げするのではなく、湾の入口で津波の勢いを軽減させる方法を選択しました。

湾口防波堤の設置にあたっては、漁業への影響も配慮するべく何度も検討委員会が開かれ、既存防波堤を利用しながら平成25年から10年間掛けて、1.1kmの防潮堤や40基の陸閘や水門を整備していきます。

現場は護岸工事、水中不分離性コンクリートの配合には不慣れで、混和剤の調整にはとても苦労したそうです。

生コンクリートの打設現場は海上、バージ船にミキサー車を乗せ現場まで輸送しました。

まだまだ護岸工事は続きますが、みんなの命を守るため、しっかりとした防波堤の完成を期待しています。

 

 

地域の安全、子供の明るい未来と江戸時代から続く伝統文化継承の為に

第一生コンは地域社会に対して様々な貢献活動をしています。
以前、近隣の竹林で火災があった際、従業員の連携で工場内の水槽の水を自社のミキサー車を使って運搬し、消化活動を支援しました。

地元の消防団に所属している従業員は、自ら消防車を出動させ1番に火事現場に駆けつけ消化にあたりました。

また、近くの河川の清掃時にはホイールローダーを貸し出しています。

15年程前から、従業員の子供さんがチームに所属していたのがきっかけで、地元小学校の少年野球や女子バレーの活動も応援、開催される大会へ協賛しています。
練習、または試合時のコーチ・審判を努めた事もあります。
少年野球では、地元賀集出身の村上くんが春の選抜の第88回大会優勝時、奈良智弁学園で投手として活躍したことも。

 

また、第一生コンは国指定重要無形民族文化財である淡路人形浄瑠璃の応援もしています。
淡路人形浄瑠璃は、西宮えびす神社の恵比寿舞、大阪四天王寺の舞楽等を源流として淡路の地に誕生し、今日まで約500年間続く伝統芸能です。

人形座は、江戸時代中期には全国に約44座・座員900名を超えるほど盛んでしたが、現在は「淡路人形座」ただ1座に・・・
後世に継承して行くためのサポートクラブが平成9年に結成され、少しでもお役に立てればという思いで第一生コンもメンバーとして支援を続けています。

 

淡路人形座ホームページ

http://awajiningyoza.com/study/

 

 

「信頼・堅実・努力」第一生コンを支える想い

第一生コンは、
「品質と信頼性を追求し、お客様の立場を考えた製品とサービスを提供できるよう、品質と技術の向上に努めるとともに、地域・社会に信頼され、関わりあるすべての人々に喜ばれる企業を目指す」
という経営方針を掲げています。

 

また、社訓には、

1.社会の恩義に報いよ。

2.目前の小利を捨て、信用を蓄積せよ。

3.約束を確守せよ。

 之がため実行の目途なきことを、みだりに約束するな。

4.綿密に計画し、果敢に之を断行せよ。

5.会社と経済的生死を共にせよ。

とあります。

自社の成長の為に堅実な努力を掲げていますが、まず第一に「社会の恩義に報いよ」と社訓にあることからも、社会と企業との関係性を重要視していることが読み取れます。

自社のみが利益を追求するのではなく、企業の成長は社会の発展と共にあるべきだという考え方は、第一生コンが行っている青少年のスポーツ支援や淡路人形浄瑠璃の保存、火災の際の消防活動等を通じて実践されてきました。

 

これからの目標は?という質問に、

企業活動を通じて社会の発展に貢献し、社会の信用を基として、社業の持続的成長を実現するとともに、大阪広域生コンクリート協同組合の一員として努力していきたい。

という言葉を頂きました。

 

淡路生コンクリート協同組合が大阪広域に合流してもうすぐ2年、大阪広域の神戸事務所、淡路事務所、兵庫西部事務所の立上げから1年を前に、今、神戸以西のブロックが一丸となって積極的に様々な取組みを初めています。

ぜひ、第一生コンの堅実さと地域社会への奉仕の精神を生かして、大阪広域を更なる高みへ押し上げて行く原動力となって頂きたいと想いました。

 

 

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
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