株式会社 啓徳

企業の発展と社員の幸福を実現し、業界に貢献する

株式会社 啓徳

西宮市西宮浜1-1-1

TEL:0798-35-7500

操業 2004

ミキサー 3000L x 1

「産業団地という商業用地ならではの結束力」

株式会社啓徳のある西宮浜は、兵庫県西宮市にある人工島です。

兵庫県が策定した尼崎西宮芦屋港港湾計画に基づき、甲子園、鳴尾の埋立地とともに計画されました。

計画的な街づくりにより住宅地、ごみ処理施設や下水処理場、総合公園などの都市施設も充実し、産業の集積地としても機能的な地域です。

また、埋立地という立地を活かし、公共マリーナや海浜公園等の海洋性レクリェーションにも力を入れています。

啓徳が加盟している西宮浜産業団地協議会は西宮浜に在籍する188の事業所で構成されており、定例総会をはじめ、ボーリング大会、ゴルフ大会、西宮浜マリンフェスタなど、様々な交流イベントや活動を行っています。

また、1995年の阪神・淡路大震災を契機に発足した「西宮市消防協力隊」に加盟し、大規模災害が発生した場合、人員・車両・資器材等の提供及び初期消火への協力を委嘱されている役割を担うなど、地域の防災にも協力しています。

「「ハード」と「ソフト」2つの能力が一致してこその生産性向上」

啓徳には40~50代の4名が在籍しています。

みんな勤続年数が10年~20年と長いベテランです。

少人数ということもありファミリーの様に密なコミュニケーションを得意としています。

プロ意識が強く、意見のぶつかり合いもありますが、意思疎通・情報共有が容易なことから一致団結してチームワークも良く仕事もしやすいそう。

生産性向上の為、啓徳では従業員の知識や技術向上を最重要事項としています。

設備が「ハード」、人が「ソフト」と考えた場合、性能のいいハードを入れ最大限効果を発揮させる為には、動かすソフトが正確な知識を持ち、適正な管理・運営をできるかが要となるからです。

「1日の中で一番長く過ごす空間をより良いものに」

朝起きてから夜寝るまでの間、家にいる時間より、家族と過ごす時間より啓徳の工場で仲間と過ごす時間が大部分を占めます。

この時間が、辛いだけ、苦しいだけ、つまらない時間には決してしたくない。

この気持が「ファミリー」という考え方につながっています。

働く環境を良いものに、のびのびと思いっきりいい仕事ができるような空間と雰囲気づくりを大切にされています。

福利厚生としては、従業員や協力会社を対象に行きつけの焼肉屋さんで定期的に食事会を行っています。

また従業員の誕生日には商品券を贈呈、勤続10年、20年を評して金一封も支給されます。

この制度を通して、社員の仕事に対する意識も高まり、また会社側も長年貢献してくれた社員に対しての感謝を確認し合ういい機会になっています。

啓徳の「人」を大切にする姿勢が、離職率の高い生コン業界において10年、20年の勤続年数を実現させる根拠となっていると自負されていました。

「敷地面積約194,000㎡、延床面積約390,000㎡の超ド級物件を支える」

今現在進行中の物件で特に配慮が必要なものが、湾岸沿いのパナソニックの跡地に建設中のESR(旧レッドウッド)の物流倉庫「ESR尼崎ディストリビューションセンター」です。

国内最大級の物流施設で、出来上がればアジア全域でも最大クラスの施設となる超大型物件です。

ディストリビューションセンター(DC)はいわゆる「在庫型センター」のことで、入荷、格納、ピッキング、検品、梱包、出荷と実に多く、空調など、大掛かりな設備が必要です。

特に倉庫は「床が命」重量のある荷物が積み込まれ重機の出入りも頻繁です。それを支える生コンクリートには頑丈さや精密さが求められます。

MCONや土間コン、特殊配合の注文や指示もかなり細かく、要望に答える為にはかなりの労力が求められます。

「大変ですね」と声を掛けると、

「要望に答えるのは当たり前の事、苦に思ったことはありません。それが私達生コン工場の仕事ですから。」と工場長。

その言葉に工場長としての自信と工場の技術力に対する信頼を感じました。

「若年層が誇りをもって働ける会社、業界を目指して」

柳専務にこれからの啓徳をどうしていきたいかをお伺いしました。

返ってきたのは「「強い会社」にしていきたい!」という言葉

「生コン屋」の世間からのイメージは決して良いものとは言えません。

やはり自分たちも独特の価値観が存在しているという認識はあります。

仕事をする上でのマナーや知識、仕事力を高めて、社会人として、人として社会から一目置かれるような会社になりたいと思っています。

「やっぱり啓徳で働いてる人はすばらしいな!」と言ってもらえるような企業になることが目標です。

会社の経営面の安定や安心できる企業として成長できれば今の課題である「若手不足」の解消につながると考えています。

お金はもちろん必要ですが、給料と、働きがい、両方のバランスがとれた会社が理想です。

そして将来は、個社の評価だけに留まらず、「生コンに携わっている人は違うなぁ」と思ってもらえるようにしていきたいと熱い想いを語りました。

生コン業界が一致団結して、今やっと工場や従業員をとりまく環境が良くなってきています。

生コン工場だけでなく、輸送や、骨材、業界に携わっている人みんながハッピーになれるような政策を進めていきたい。

生コン業界にいて良かったと、みんなが思える未来を実現する為に頑張っていきたいという言葉を聞き、これからの生コン業界を牽引していく若手の思いに感銘を受けました。

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
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