株式会社 岡本生コンクリート

地域とも従業員とも近い距離でアットホームな工場を目指す

株式会社 岡本生コンクリート

所在地 堺市南区美木多上1788-1

TEL 072-296-8000

操 業 19763

ミキサー 3000リットル×1

車 輛 10トン×7台・8トン×7台・7トン×1台・3トン×3

 

 

地域のコミュニティの場としてなくてはならない存在

岡本生コンクリートは、地域貢献に力を入れています。

自社の駐車場で地域の防災訓練を行ったり、備蓄品の貯蔵場所としても活用して貰っています。

また、自社工場での設備や危険物の保安管理に対する取組も評価され、「第35回堺市危険物大会」において表彰されました。


 

盆踊りやお祭りも工場横の公園で開催されています。自社の駐車場を開放したことで、会場から離れた場所に住んでいる子連れ家族や高齢者の方が車で会場に来れる様になり、とても喜ばれています。


 

岡本生コンクリートの工場のすぐ上には住宅地が広がっています。
生コン工場の操業には音と粉塵が付き物、周辺の環境に少なからず影響を与えてしまう事は避けられません。

また夜間の出荷時には、静かな住宅街にトラックのエンジン音やプラントで生コンクリートを練る音が響いてしまいます。

周辺地域の住民の皆様の日頃からの理解とご協力に感謝して、「地域の役に立てるよう、自分達に出来る事を!」という気持ちで地域のイベントや行事に自社工場の敷地を提供し、喜んで頂いています。

 

 

家族ぐるみの交流で従業員同士の繋がりを育てる

岡本生コンクリートでは、従業員とその家族を対象にした交流イベントを年2回~3回実施しています。
バーベキュー、餅つき大会、遠足、旅行等様々なイベントを通して家族間で交流しています。

「家族の皆に父親がどんな場所で、どんな仲間と、どんな仕事をしているかを見てほしい」

子どもたちは家とは違う父親の姿をみて尊敬しますし、奥様方も安心します。
それに子どもたち同士、奥様同士の輪「婦人会(と呼ばれています)」も深まります。

出席率は「めちゃめちゃイイ!!」と断言するほど、みんなが楽しみにしています。

各行事には毎回テーマを決めて全力で準備、全力で楽しみます。
前回は舞州のカート場を貸し切ってカートを楽しんだ後バーベキューをされたそう、皆さんとても楽しそうに話をして下さるので、聞いているこちらもワクワクしました!

餅つき大会に至っては、最初は家族だけだったのですが、口コミで出入り業者の方や近隣の工場の方もとだんだん参加者が増え今では一大イベントへ成長しました!

 

品質保証、技術力の工場に尽力

工場は隅々まで掃除が行き届いており、整理整頓されています。
時間が出来たときには社員のみんなが自主的に掃除をするので、工場内はいつも清潔です。

このような意識は自ずと品質管理や安全意識にも繋がります。

また、技術向上にも力を入れています。
セメントサイロが5基あるので、セメント4種とフライアッシュ配合が同時出荷出来る体制を整えています。軽量もJIS外ですが、対応しています。

きっかけは周辺にあった多数の生コン工場が構造改善に伴い、廃業が続いた時期です。

顧客のニーズに応えていくためにも岡本生コンクリートが対応力を身につけ生き残っていかなければならないという思いから、6年計画で設備投資と技術力の向上に取り組んできました。従業員も全員コンクリート技士や主任技士の資格取得に取り組んでいます。


 

大成建設施工のコストコ和泉倉庫店の土間は是非自慢したい案件ですとの事。

コストコでは土間の配合が決まっており、エアーは限りなくゼロという非常に厳しい条件が課せられ、また経年状態もコストコ店舗の中で評価されています。

岡本生コンクリートが納入し、大成建設が施工した土間は全国上位に入る出来で、当時関西では1位とも言われ、担当のゼネコンから評価されました!

エアーゼロの土間は鏡面仕上げにされ、ガラスの様に光を反射させます。

1ヶ月半の期間、雨の日も雪の日も毎日取り組んで完成させた生コンが評価された事はとても喜ばしい事です。

これは日頃から品質に対する意識を持って仕事に取り組んでくれていた従業員全員の努力の結果だと社長の岡本さんはおっしゃいます。

 

雑談で聞こえてくる言葉にこそ、大事な事が詰まっている

毎日の朝礼は、連絡事項を伝達する役目とみんなの体調を確認する重要な時間です。

仕事に対する責任感が強いと体調が優れなくても我慢してしまいがち、小さな変化や不調に気付いたら無理せず休養してもらいます。

無理をして体調が悪化したり注意力が下がってしまうと思わぬ事故やトラブルが起きかねないので、ヒューマンエラーは未然に防ぎます。

また休憩室や運転手の待合室は常にエアコンで快適な温度を保ち、お茶もすぐに飲めるようにしています。お昼はお弁当を配給、しっかり栄養を取って毎日元気に仕事が出来る環境づくりに力を入れています。


 

そして、朝礼と同じくらい大事なのが仕事を終えて帰るまでの「待ち時間での雑談」です。

岡本生コンクリートでは、全員が業務を終了し、揃ってから解散します。

みんなの業務が終わるのを待つ間にワイワイ雑談が繰り広げられます、この何気ない会話の中に現場での重要な事柄、案件が隠れているといいます。


 

朝礼や終礼、会議などの改まった場所では気が引けてしまったり、こんな改まった場所で報告するような事ではないかも・・・と発言に至らない事が雑談の中でピックアップ出来るのです。

試験の数字の結果が「絶対」では無い、生コンクリートは文字通り「ナマモノ」、刻々と変化していくそれに瞬時に対応することが我々の仕事であり、また生コンにおいて最優先・重要視するべきは現場であるという精神で仕事を行う姿勢に感銘を受けました!

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
PAGE
TOP