阪神淡路大震災から27年

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

2022年1月17日で、阪神淡路大震災から27年が経ちました。

神戸市で毎年開催される「阪神淡路大震災1.17のつどい」、今年はコロナ禍での感染拡大防止の為、来場者の分散を図り震災が起こった1月17日の前日から追悼式が行われています。

震災で犠牲になられた方を追悼し、震災・復興の中で培われてきた「きずな・支え合う心」「やさしさ・思いやり」の大切さを次世代へ語り継がれています。

灯篭の文字は「忘」(忘れない)です。

記憶が薄れていくなか、災害の怖さ・備えの大切さ・命の尊さを忘れることなく伝えるという意味が込められています。

 

大阪でも毎年「大阪880万人訓練」等市民参加型の訓練や、消防局や危機管理センターが行う訓練、災害時協力企業との連携等、阪神淡路大震災の教訓を活かし、来るべき災害に備えています。

今年は、地震発生直後の迅速な災害応急対策体制の確保と危機管理機能保持のため、1月17日に大阪市震災総合訓練が実施されました。

訓練に合わせて、「大阪市業務継続計画(BCP)」の実効性を検証し、災害対応能力を向上するため、大阪市業務継続計画(BCP)実動訓練も実施するとのことです。(大阪市ホームページより)

 

そして、震災のあった1月17日の直前、日本時間15日午後1時ごろ、南太平洋トンガ沖の海底火山で大規模な噴火が起こりました。その影響で発生した津波により、太平洋沿岸の広範囲に津波警報・注意報が出される事態となりました。

気象庁が開いた記者会見で「今回観測されている津波の発生メカニズムは現時点では分かっていない。」と述べています。

また、16日午後10時現在、トンガ国内の詳しい被害の状況も分かっていません、人々の無事を祈るばかりです。

 

自然が引き起こす災害は、時に人間の予想を遥かに上回り甚大な被害をもたらします。

我々に出来ることは、過去の経験と記憶を後世に伝え活かすこと、そして備えることです。

そして、もしもの時に助け合える地域コミュニティの構築が重要視されています。

地域での交流が希薄な現代、コロナ禍も相まって積極的なコミュニケーションが難しい中、どのように関係を築いて行くかが課題となっています。

大阪広域生コンクリート協同組合は、地域に根ざした企業の集合体です。

災害時には、自治体からの要請で消防用水の運搬を担うなど、これからも地域に密着した活動で社会に貢献して行きます。

 

※ハザードマップポータルサイト:https://disaportal.gsi.go.jp/

災害リスク情報や防災に役立つ情報を、全国どこでも重ねて閲覧できるWeb地図サイトです。

ご自身や家族の防災にぜひ役立てて下さい!

 

© The ready- mixed concrete cooperative of Greater Osaka.
PAGE
TOP