大阪広域生コンクリート協同組合では、社会のため、そして社会で生きる人々と、子どもの未来のために寄付活動を積極的に行っています。
この度、大阪府と大阪市の子どもの貧困対策に対して寄付をさせて頂く運びとなりました。
2019年6月21日(金)ウェスティンホテル大阪にて通常総会が行われた同日、17時から懇親会が開催され、その場を借りて吉村大阪知事と松井大阪市長に目録をお渡しました。
吉村大阪府知事から、感謝のお言葉を頂き、我々がお渡しする寄付の具体的な使い道の説明がありました。
親が経済的に貧困であることで、子どもの学習機会や生活体験が奪われ、将来的には子ども自身の経済的貧困につながり、また貧困は世代間で連鎖します。
子どもたちが同じスタートラインに立ち、輝く未来に向かって進むことができるよう設立されたのが、「子ども輝く未来基金」です。
具体的な事業内容は、
・子ども食堂等での学習支援に使用する子どものための学習教材や文房具、本等に係る費用支援
・子どもの進学に対する経済的支援
・キャンプなど自然体験・スポーツ活動・科学体験活動・文化芸術活動・社会奉仕活動・職場体験などに係る費用(入場料・交通費など)支援
・児童養護施設等で暮らす子どもへの支援
です。
子どもたちが家庭の貧困を理由に、自分の未来と夢を我慢すること、諦めることが当たり前にならないよう、様々な支援を行っています。
子ども輝く未来基金 HP
http://www.pref.osaka.lg.jp/kosodateshien/kodomo-mirai/index.html
続いて、松井大阪市長からもご挨拶を頂きました。
冒頭に、ご自身が初めて大阪府知事に就任した当時の政界の様子を振り返り、橋本・吉村両市長と共に協力し合って大阪の再建に尽力してきた事、市民・府民の理解と協力の下、着実に成果を上げつつある事に触れられました。
続いてはこれからの大阪の目指す未来について「安心・安全・賑わいのある大阪」にしていくために、遅れていた都心部のインフラ整備と、2025年の万博開催や、IR誘致での賑わいの拠点作りに取り組んで行きたいと述べられました。
これから加速していく少子高齢化に対応する福祉サービスを充実させる為にも、経済は成長し続けなければいけません。その基盤となる「安全・安心・賑わいのある大阪」を作り上げて行きたい、とこれからの政策にたいする意気込みを語って頂きました。
まちづくり・インフラ整備の基盤を支える我々生コンクリート業界も、大阪府知事、市長の思いに寄り添い、大阪を成長させ、より良いまちにしていくために尽力させて頂きたいと思います。