令和7年度八尾市消防署秋季消防訓練に参加しました

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

この度、大阪広域生コンクリート協同組合は令和2年に締結した【災害発生時における水利確保の協力に関する協定】に基づき八尾市消防署が行う消防訓練に参加させていただきました。

訓練日:2025月11月13日(木)

訓練場所:アクトランドYAO

参加団体:八尾市消防署・大阪広域生コンクリート協同組合

協力組合員:㈱光和・三和生コン㈱

 

当日は小雨がぱらつく中、朝8時30分より八尾市消防署高安出張所にて補水作業を開始し、消防車を先頭にミキサー車2台が連なり訓練場所となるアクトランドYAOに向かいました。

近年、気候変動に伴う高温・少雨の影響から全国的に林野火災が多発しており、一度出火すると様々な影響などから延焼が拡大し甚大な被害が発生します。また消火活動も長時間に及び推理の確保が難しくなります。

本訓練では山林部での火災発生を想定し、消防隊や消防団、航空隊による各種訓練を実施するとともに、ミキサー車水源確保連携訓練を実施しました。

山間部での火災発生通報は火点の位置の特定が非常に難しい。それは山間部には住所表示がなく通報者がうまく消防に伝えることができないためです。

しかし八尾市の特徴として市内に八尾空港があるため、迅速に空からの火点位置を地上の消防に伝達することができます。

消防隊並びに消防団は敷材を持って、消防本部からの指揮命令に従い火点に向かい消火活動に従事していました。今回は負傷者・要救助者は0ということになっていました。

また上空からは航空隊やドローンにて現場の状況などを本部に届けていました。

これからの季節は空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期となります。住宅火災はもちろん、山林火災も大きな被害につながる恐れがあります。火の取り扱いには十分注意し、たばこの吸い殻や焚き火の後始末は必ず確認してください。小さな油断が大きな災害につながります。皆さま一人ひとりの心がけで、火災を防ぎましょう。

また有事の際には少しでもお役に立てますよう、これからも消防各所と連携し被害を最小限にできるよう尽力いたします。

時代が変われど、災害現場において人の命を救うのは人です。日頃から消防に携わる方々の絶え間ない努力に心からお礼申し上げます。

 

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